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避けたい白髪染め成分−過酸化水素水

男性用の白髪染めによく使用されている成分に過酸化水素水があります。これがなくては髪を染める効果が得られないといっていいほど重要な役割を担っているものです。

通常、白髪染めをはじめとしたヘアカラーは1剤と2剤の2種類があり、それを混ぜ合わせたうえで使用することになります。これは染料に過酸化水素水が加わることで酸化が発生し、発色する効果をもたらすためのものです。つまり染料だけでは髪を染める効果は十分に得られず、過酸化水素水の力が必要なのです。

ただ、この過酸化水素水は非常に刺激が強く、毛髪だけでなく頭皮にも悪影響をもたらす可能性があります。よく白髪染めを使用すると髪がパサパサ、ゴワゴワになってしまうといわれますが、それも過酸化水素水によるダメージが大きいのです。この成分にはたんぱく質を破壊してしまう作用があるため、たんぱく質を主原料としている毛髪にはあまりよくないのです。

さらに頭皮に付着することで痛みや炎症が生じることがあります。もともと過酸化水素水は劇薬に指定されているもの。濃度が6%を超えた場合には劇物として指定されるほどです。もちろん、白髪染めに使用する場合には人体に影響がない程度の濃度に薄められていますが、やはり頭皮によい影響を及ぼすものではないことは間違いありません。この点は白髪染めやヘアカラーの注意書きに液剤を皮膚に付着させないよう書かれていることからも窺えます。

すでに毛髪が傷みがちな人はとくに要注意。さらに傷むと抜け毛が発生する恐れがあります。過酸化水素水が使用されていないヘアマニキュアなどを選んで白髪染めを行ったほうがよいでしょう。